2月11日は私達夫婦にとっても、
BETTAKOにとっても
ある意味特別な日になる。
池袋東口に1981年産声を上げた
創業の歴史は36年の歩みだった。
2017年12月23日。
幕を閉じる事、それは私達ですら、
酒客ですら思ってもいなかった。
記憶の1ページとして残っている。
そして2018年2月11日。
新天地となった滝野川の路地裏で、
新たなBETTAKOの物語が
始まった年であり月でもある。
この集落に腰を下ろし今月11日で6年目。
日々奮闘しながら日々を歩む。
とはいえ産声をあげてまだ6歳。
存在感なく幼少の子供のように、
ゆっくりと道のりを歩いている。
池袋時代からすれば、脚光も浴びる事も
無ければ、メディアに載る事もない。
集落からすれば単なる新しく建った店。
それは時として冷たい風を浴びる事もあり、
世知辛い報いの洗礼を浴びる事も有る。
とはいえ…それはある意味私にとって
この集落でしか体験できない貴重な
経験が現在の私の経験値となっている。
酒と料理二足の草鞋を履いた今、
どの様にして求めてくれる人達を
喜ばせる事が出来るのか、そのシンプルな
テーマの中、日々を追求しているのかも
しれない。
それは万人に受けたから素晴らしい事
でもなく全てのニーズに答える事は、
昔も今も変わらぬ姿勢と理念で日々
淡々と歩んでいるのだろう。
まだまだ小さな6歳が6年目を迎える。
2月11日はBETTAKOにしかできない、
そんな特別なサプライズをしよう…。
そう考えが辿り着いたのは、
2月の2日だった。
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