2023年6月11日日曜日。
兼ねてから直接のお取り引きを続けさせて
頂いている、島根県出雲市において、
日本酒と焼酎を醸す蔵元とのコラボイベントを
同日に開催を致しました。
本格焼酎屋が日本酒の蔵元を招いてイベント?
そう遠く離れた場所から、驚きという風に乗り
私の耳にも届いたほど。
確かに…古くから本格焼酎見据えたSTYLEで
多くの蔵元から一目置かれる身としましては、
今回のコラボイベントは、BETTAKO史上初の
試みでも御座いました。
とはいえ、日本酒も本格焼酎も私達が住む
ニッポンを代表する酒類でも御座います。
人の嗜好は十人十色の万別でもありますが、
私が主催するクリエイティブイベントは、
基本、過剰な知識や蘊蓄は不必要なイベント。
当日、20名という客座を運良くして腰を
下された方、並びにこの度態々と出雲市から
お越し下さった蔵元に、まずはこの場を
お借りしまして、深く深く感謝申し上げます。
日本酒蔵との初コラボではありますが、
私の中では、酒は酒で御座いまして、冷やしを
はじめ、温度の異なる燗酒、そして私目の
真骨頂でもある、特殊仕上げなどなど…、
ご参加頂いた方々、そして蔵元にとっても、
コロナという隔たりで、楽しめなかった人達の
お酒という、固定された観念や観点を覆す事が
できました事は、蔵元にとっても、ポジティブ
シンキングなイベントとなった事でしょう。
ご参加頂いた皆様をお見送りした後、
同日のイベントを終えた蔵元の社長と、
次期杜氏の栫井さんと会話を交え、
今年は今年。来年は来年の…日本酒に用いる
酒米も生き物で御座います。
毎年、異なれば酒の仕込みにも工夫を用いらねば、
その年の面白みは活かせないのが、一次産業と
二次産業の酒蔵でも御座います。
お酒造りは、私同様、料理と同じでも御座います。
その時の素材を用いて、如何に品質の高い製品や
料理に仕上げるか…、まさに終わりなき歩みの中を
私達の様なツクル世界の中に身を投じている者は、
まだまだ答えが無いものでも御座います。
改めまして、この度は本当に有難う御座いました。
BETTAKO主人
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