阿久根市波留に佇む、
煉瓦造りの時計台がその蔵のシンボルでもある。
今は芋焼酎の最盛時期で慌しく忙しい中、
態々、路地裏酒場の為に、瓶詰めして頂いた。
大石酒造株式会社(鹿児島)の方々達に、
この場をお借りしまして感謝申し上げます。
今宵。
遠く阿久根市波留から、滝野川の路地裏へ、
第十番隊18本の、BETTAKO/PB純良芋製焼酎
-波留-が届いた夕刻でもあった。
仕上げの製法を知る者は、私を含め3人。
まさに…門外不出の逸品酒。
ヒントは?と問われるのなら、1998年時代、
薩摩半島の味わいをイメージして、
拵えさせて頂いた事でしょうか。
そんな中。
日々ありがたく。77となった社長と、
27年間に渡り、アナログな連絡の取り合いで、
何とか…、今までやってこれた。
蔵の中、最盛期ともなれば、ピリピリとした
独特の空気感に包まれております。
工業機器達を用いて、仕込んでゆきますから、
一歩間違えれば、大事故に繋がりかねない、
その様な緊張感に包まれた空気感が、
蔵の中には御座います。
不躾ながら、私事で例えるなら、
神経を研ぎ澄ませ、仕込みに集中している際は、
やはり独特の空気感なのでしょう。
第十番隊…確か、200本以上は空瓶に
なったはずですが、これもまた大石酒造(株)に、
感謝でも御座います。
1997年の出会いとお付き合いから27年。
これからも、ベーシックなスタイルの、
大石酒造ブランドを、微力ながら支えて
いけたらと思っている所存で御座います。
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