古い思い出で時は止まっている。
学生時代、仲間と過ごした街は、
高いマンションが建ち、多くの人達で、
賑わっていた街に変わっていた。
所用で訪れた、昼時の町屋。
35年という月日が流れてしまった。
本業とは異なる所用とはいえ、
昔の思い出と照らし合わせ歩く街並み。
駅までの道のりの途中。
ん?アクアショップが目に入る。
自店カウンターの上り框に鎮座している
水槽の必需品達を、カゴに入れながら、
店内を散策する。
流木の品数も充実、店内には家族連れや、
恋人同士で、優雅に泳ぐ熱帯魚達を、
観賞していた。
ふと腕時計を見ると、示した針は夕方の5時。
有料袋をぶら下げて、久方ぶりに来た、
町屋の街を後にした、そんな日曜日でもあった。
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