お店が定休日の先日月曜日。
妻と2人で、山手線と中央線に揺られて、
15年ぶりの吉祥寺に辿り着いた。
中央口から北口を出て、ちょいと路地裏の
一角に佇む吉祥寺シアター。
平日の初めとはいえ、多くの方達が、
私達2人の目的と重なっていた。
まずは、御父様にご挨拶。
家族ぐるみのお付き合いは、
もう…かれこれ…と長きに渡らせて頂いている。
物語の舞台は、高知県西部の節工場。
終始幡多弁によって描かれつつ、コロナ禍の中、
経営難の節工場に、空き巣が入るところから、
物語が徐々に展開されてゆく。
舞台に立つ彼女は、俳優(女優)として
更に磨きがかかり、迫真の演技、そして
人間の深層内に秘められた、表現内容に
私も思わず、ポロリと涙が溢れた。
夜の吉祥寺…。妻と入った酒場で、
奈央の古い思い出を語り合った夜でもあった。
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