BETTAKO -其の141-

本日、月曜日までBETTAKOはお休み致します。
火曜から通常通りの営業となります。by店主

鹿児島空港の検査場は混み合っていた。
16時33分鹿児島発、ANA628便に搭乗。
席に座り、数分も経たないまま、気がついたら
そこは羽田空港だった。
今回、鹿児島に行く目的。
鹿児島の蔵を巡る?多くの蔵は製造最盛期。
どの蔵元も作業行程は皆一緒ではあるが、
大小様々な蔵は、多忙な日々、神経が尖る時に
訪れても、単に邪魔なだけ。
製造のプロの現場に、下品面提げて行く
飲食店の様な、レベルの低い素行は、
申し訳ないが、BETTAKOは持ち合わして
はいない。

では今回の目的は何なのか。
それは、BETTAKOと農家が立ち上げた
プロジェクトに対しての14年間の感謝と、
現状、食用や製造に必要なさつま芋は、
品種改良が進み、多様性を持ったさつま芋が、
薩摩の地で毎年産まれる。
品種改良されたさつま芋の現状や、配分例や
発育にあたっての、様々な貴重な話が聞けた事、
元祖焼酎屋ひと筋なBETTAKOとしては、
多くのことが学べた、薩摩紀行であった。

ただ…しかし…。
これが本当の目的ではない。
4年前。風の噂は、遠く離れた鹿児島から、
耳には届いていた。

最終確認を問い、本来の最終目的が決まった。
それは…BETTAKO-其の141-では述べる
事に対して、正直今も悩んでいる。

実情を目で見て、嗅ぎ、触れてみて、
この経験は、誰もができることではなく、
その貴重な経験を偽りなく教えてくれた
農家に深く感謝して僕の2日間が終わった。

酒場BETTAKO

昭和56年創業。池袋東口で長きに渡り営み続けてきたBETTAKOは2017年12月に一度幕を下ろし、2018年2月JR板橋駅東口徒歩3分程、滝野川の路地裏で、本格焼酎・樽生ホッピー・数種の日本酒、日替り献立と共に静かに商わせて頂いております。尚、同じ屋号の酒場が御座いますが、当店とは無関係の酒場で御座います。店主敬具