2022年1月4日。再び1年間の始まりでもある日。
胡麻粒大の種を、この街…東京都北区滝野川
6丁目84番地10号の土地に2018年埋めて
早いもので、2022年2月で5年の月日を迎える。
酒と肴の種は、この土地の土で新芽を芽吹く事
だけを信じ、今まで共に歩んできた。
古き池袋時代から、年明けのレシピ創作は
思い描いた食材が手に入らず、その限られた
状況下の中、仕上げていく仕事技量は昔も今も
何も変わってはいない。
その日に水揚げされた海の幸が無くても、
その日に命を頂く畜産の幸が無くとも、
無いから休む甘えではなく、無ければ無いで
思考と創造力を高めれば、料理屋として、
訪れる酒客達に、腕の見せ場を作れるというもの。
それは酒があり肴がある。肴があり酒がある。
限られた状況下こそ、酒と肴の酒造場の
呼ばれな名に相応しき商いなのだろう。
本年も、何卒宜しくお願い致します。
2022年1月4日 店主敬白
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