8年ぶりに催す事ができた、Core B projectの
スタイルイベントである。
Core Bとは…何ぞや?そう思いの方も多からず
少なからずいる事だろう。
池袋時代の酒客ならば、待ってました!と
声を挙げるのかもしれない。
それは、遙か昔から行ってきたことでもあるが、
酒を醸す蔵元は、私からすれば二次産業でもある。
米や芋などの穀類を育む産業が居なければ、
二次産業は成り立つ事はない。
一次産業と二次産業の産物文化を、BETTAKO
らしく柔軟なイマジネーションから生まれる、
酒を更に酒にするクリエイティブなイベントから
いつの日かテーマとなった郷里の土地という
現場にフォーカスをあてる事がCore B projectの
イベントでもある。
酒は知識商品ではない。
誰かに飲んでもらいたい…そう産声を上げ
生まれ酒は製品として存在価値を
日々待ち望んでいる。
店の主人として、私的意見の中での、
美味しいor不味いという表現は用いる事はない。
その表現は、ある意味製品に対しベーシックな
飲食店サイドからのテイストによる表現は、
とても低層且つベーシック表現だと
私は思っている。
人が不味いと言うのならば、不味いとされる
味わいの中身を解析し、形成しながら
復元してゆく事が、私の真のスキルでもある。
超硬水の水を用いるいくつもの水の
バリエーションは、飲み手側の要望に相応しい
味わいに仕上げる事が、8年ぶりにできた。
まだまだ…私のスキルは衰えてはいないようで
少し安心はしたが、志布志という街に古くから
愛される名酒、さつま若潮を筆頭に、
蔵元は多くのテクニカルスペックの高い製品を
世に出している。
適当に作る事を許されない製品。
製品には、各々の性格というポテンシャルを
持っている。
そのポテンシャルを最大限かつ、品種や製造工程の
異なる製品に応じ、スキルを吹き込む。
燗…御燗だけで70通りほどはあるだろうか。
それは固定観念を如何に崩すか…その面白さは
誰もができる事ではなく、アスリート同様、
天性なのかもしれない。
小規模の会とはいえ、感染対策をとりつつ
催しは、いまだ続くコロナという現環境の中で
静かに催す事ができた。
お集まりの志布志の方、蔵元、集い仕方達に
感謝の8月14日であった。
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#クリエイティブ
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