33cmのステンレスのボールの中。
氷達の世界観が広がる。
飲み屋以外は何も無く、下車する駅でも
ない、そんな片駅街の片隅で、ひっそりと
商む路地裏の酒場に、日々…ありがたい
気持ちと、態々足を運んで頂き申し訳ない。
その気持ちの比率は、50対50のままは、
放送後をきっかけに、日々が緩やかに
流れてゆく。
頂いた柑橘を眺めながら、どの様な
拵えを施すかをしばし考える。
大三島の土地で、育まれた特徴を、
三口ゆっくりと味わい、拵え方を模索する。
貴賓な甘味は少し抑えながら、柑橘の苦味との
バランスを考えながら、このステンレス製の
ボールの中で、ゆっくりと拵えさせて頂いた。
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