雨の某所。
傘をさしてまで、足を運んだ場所が、
とある街にある。
目まぐるしく入り乱れる通信網の世界観、
乱立する飲食店とは異なり、地元の客達が、
腰を据えてこの酒場での一杯を楽しめた夜。
先日お会いした看板は、その夜は所用にて
居らず、代わりに先導を切っていた、
二つ目の看板の立ち振る舞いに、嬉しさは
グラスに注がれた黄色の液体と同じく、
なみなみに満ち溢れていた。
それは、サンヨーさんが作り出す、
この炭酸瓶の空いた本数で、
その嬉しさが物語っていたのだろう。
丁寧且つお上品な接客に慣れた客達は、
この場所には居ない。
一人前250円の〆た小肌をつまみに、
この酒場の面白さを、身体全体で堪能できた事、
雨が降る月曜の夜に感謝。
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