伊豆大島のぐっさんから
送られてきた常圧と減圧な麦。
解析してみて…かねちゃん。
という意味を持った2本なのだろうか。
同封されていた、手紙にはそれがしの事は、
書かれてないが、たぶん…そうだろうと思う。
島の酒は、極めて高難易度解析になる。
それはまるで、極めて薄くて向こう側が、
透けて見えるほど、とてもとても薄い皮膜を
一枚…そしてまた一枚…と、慎重に剥離してゆく
作業の解析なんですよね。
特にぐっさんが造り上げる製品達って、
複雑にプログラム化されているから、
無音の空間で、成分の値に焦点を合わせ、
意識を全集中しながら、一枚…また一枚と、
剥がしてゆく事を繰り返すんです。
最終的に、剥がれた一枚一枚を、再び
貼り合わせて、製品の公表されているスペックと、
隠されたスペックを見つけ出して、
製品本来のポテンシャルを解読する事が
私のスペックホルダーでしょうか。
まぁなんて言えば良いのか、上手な表現は、
見つからないですが、兎に角…非常に厄介で
面倒な作業なんですよね。
僕はソムリエでも、唎酒師でもないし、
上手な言葉の表現が苦手で出来ないけど、
こと、甲類と乙類の焼酎という専門分野では
本領を発揮するというか、何というか、
製造製品のお題を、探求したくなるんですよね。
回りくどい話になりましたけど、
芋・麦麹と麦・麦麹の島酒達は、
最高難易度だけど、その謎が紐解けた時は、
無茶苦茶、安堵感と爽快感に包まれるんですよ。
なので、今後…。
GI認定された東京の島酒達を、
船で例えるならば、順調だった航路が、
5年後…10年後に、突然の天候悪化で、
難破船にならない様に、灯りが兆す的確な、
航路を見つけ出してあげる事が、
必要なんですよ。
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