BETTAKO -其の310-

過日の火曜日の日。

配達の方から小さいチルドの箱を頂いた。

宛名…。
宛名...。

ん?名字の頭文字が読めず、嫁さんと二人で
誰なんだろう…と話した。

ん?

待てよ。名前からすると、おそらく彼だろう...。
そうピンときた。

丁寧に開梱してみると箱の中身は、
彼が作った島の唐辛子だった。
青ヶ島に移住をし、2年の月日が流れた、
彼からの贈り物だった。

彼は、島の中でさつま芋(かんも芋)や島唐辛子を
自家栽培しながら、火力発電の仕事をしつつ、
合間合間に、青ヶ島特産の蒸留酒【青酎】の
造りを手伝いながら、日々を過ごしている。

時折、青ヶ島から出島しては、態々滝野川の
路地裏酒場の暖簾を潜り、現況報告を嬉しそうに
語る彼は、あと何年後に【青酎】のボトルに、
製造者として杜氏の名前が入るのだろう...。
そう考えただけでも、唯々有難さもあり嬉しさもある。

酒場BETTAKO

昭和56年創業。池袋東口で長きに渡り営み続けてきたBETTAKOは2017年12月に一度幕を下ろし、2018年2月JR板橋駅東口徒歩3分程、滝野川の路地裏で、本格焼酎・樽生ホッピー・数種の日本酒、日替り献立と共に静かに商わせて頂いております。尚、同じ屋号の酒場が御座いますが、当店とは無関係の酒場で御座います。店主敬具