BETTAKO -其の317-

過日のお話ですが、ご笑覧頂けたら幸いです。

2月14日のバレンタインデーに、おとなの週末3月号が
発売されたんですが、あれから…2か月。

3月が、そろそろ終わろうとしていた頃、
古い付き合いのFoodライターさんから、
3月号を拝読したと、Lineを頂いたんですよね。

しかもかなり長文。
相変わらず文量がギュッと詰まってたんですが、
板橋エリアで、初めての金メダルを獲得した事の
異例の出来事などを長年Foodライターとして
培った視点から綴られた文章だったんですよね。

文面によると、板橋エリアの店舗が
同誌(おとなの週末)の覆面調査で三ツ星級の金メダルは、
編集部が覆面調査を行い、味・サービス・価格の
バランスが極めて優れた店に「金メダル」を授与します。
多くの掲載店の中から、この最高栄誉に選ばれた事は、
板橋エリアで初の快挙であり異例中の異例と、

雑誌『おとなの週末』は、銀座、築地、恵比寿、
神楽坂といった「グルメの激戦区」を特集することが多く、
それらの地域で金メダルが出るのは珍しくありません。
地域格差の打破: 板橋・滝野川エリアの店舗が覆面調査で
最高評価を得るのは、同誌の長い歴史の中でも
「史上初」とされています。
ノーマークからの快挙: 編集部や読者にとっても、
板橋から三ツ星級の店が現れたことは驚きをもって
受け止められました。
 「居酒屋」というジャンルでの最高評価は、
通常、金メダル(三ツ星級)は、高級食材を使ったり、
洗練された内装の「割烹」や「レストラン」に
与えられる傾向があります。
大衆酒場のクオリティ超え: BETTAKOはあくまで
「酒場(居酒屋)」という形態のスタイルでありながら、
料理(なめろう等の魚料理)の質が、都心の高級店に
匹敵するレベルだったことが評価され、
「隠れた名店」の証明: 知る人ぞ知る地域密着の店が、
全国区の有名店を抑えてトップに立ったことが
異例とされています。
板橋エリアで、二軒目どうする?放送回の異例、
そして今回の金メダルの受賞は、異例中の異例で
ありながら、伝説を作った事の凄さをもっと
理解しないと!なんて事が書いてあったんですよね。

自分としては普通の事を淡々と熟す日々なもので、
凄い事だよ!とか、快挙と異例とか言われても、
ピンっ!と来ない疎さがあるんですよね。
だってほら、鮮魚を仕入れてお刺身にする事や、
お酒の瓶を並べて、ただ提供するSTYLEって、
別に、板橋区や北区じゃなきゃダメっていう事じゃ
ないんですよね。
他所がやってる事や、他所と同じ提供の仕方の店って

つまらないと思うんですよ。
態々、板橋駅や新板橋駅を降りてまで、そこの店に
行く価値があるか…と言われると、態々…という意味の
本質がズレてしまうと思ってるんですよね。
やきとん屋でも、焼鳥屋でも、鮮魚店でも焼肉屋でも、
繁華街を含めた都内には、素晴らしいお店が、
五万と点在している訳で、他所との差別化も含めて
オリジナリティって必要だと思うんですよね。

驚きと発見・そしてクオリティの三種が噛み合った時、
初めてコストパフォーマンスというワードが成立する
というか、銀座や赤坂、神楽坂や西麻布などの、
おとなの食娯楽で提供されるお酒と料理の価格帯から
差し引いた驚きと発見こそ、本当のコスパだと、
無礼ながら思ってます。

さてと…今日も今日を淡々と頑張らせて頂きますかね。
それでは。


酒場BETTAKO

昭和56年創業。池袋東口で長きに渡り営み続けてきたBETTAKOは2017年12月に一度幕を下ろし、2018年2月JR板橋駅東口徒歩3分程、滝野川の路地裏で、本格焼酎・樽生ホッピー・数種の日本酒、日替り献立と共に静かに商わせて頂いております。尚、同じ屋号の酒場が御座いますが、当店とは無関係の酒場で御座います。店主敬具