BETTAKO -其の320-

BETTAKO=本格焼酎とよく言われますが、
強ち間違いではないんですよね。
1993年▶2026年の現在に至るまで、本格焼酎(乙類)と
甲類焼酎が主な専門分野なんですが、
基本的に【固定観念】を外して、今までお酒と
向き合ってます。

固定観念?
そうなんですよね。
国税庁が定めてる酒税に紐付くお酒達の性格というか、
個性というか、ウォッカやアブサン、ブランデー...etc
純米大吟醸やどぶろく(課税対象)や、濁り酒…etc
基本的に、いろんな角度で解析や分析をしてしまうのが、
私の悪い癖なのでしょう。

お燗として熱を入れた場合の変化や、水との相性などを
細かく分析してゆく訳ですから、気の長くなるような
作業工程を経て、その銘柄達のポテンシャルを探るんですよね。

なので、BETTAKO=焼酎というイメージが付いてる事は、
強ち間違いではないですが、焼酎でも日本酒でも、
その日その日に仕上げ拵えた料理に、どう寄り添えるかを
念頭に置きながら、お酒達を仕立てるんですよね。

本格焼酎の場合と日本酒の場合で比較すれば、
お刺身単体なら、冷えたお酒も嗜む人達の嗜好で、
いろんな視点や尺度から、合う合わないが決まって
しまうようにも思うんですよね。
お刺身に塩を用いるのか、それって何の塩?や
もいろんな味わいの味噌・醤油がありますから、
お刺身=調味料の味で、最終的に個人的嗜好で
日本酒や本格焼酎とのペアリングを決めてる場合も
あったりもするんですよね。

そんな金曜の晩。
都内で唯一、古くからお付き合いしている酒販店さん
から日本酒を1ケース届けて貰いました。
小洒落た佇まいの酒販店さんではなく、家族経営の
昔ながらの三河屋的な酒販店さんなんですが、
私的に、昔から有名な酒屋さんは…
実は苦手だったりもします。

有名な酒屋さんから仕入れれば、今流行のトレンド酒は
手に入りますが、取り扱いが似たり寄ったりにも
なっちゃいますから、つまらないんですよね。
料理とお酒はパートナーなもので、仕立てた料理に
寄り添わせる事が、私のスキルかもしれません。


酒場BETTAKO

昭和56年創業。池袋東口で長きに渡り営み続けてきたBETTAKOは2017年12月に一度幕を下ろし、2018年2月JR板橋駅東口徒歩3分程、滝野川の路地裏で、本格焼酎・樽生ホッピー・数種の日本酒、日替り献立と共に静かに商わせて頂いております。尚、同じ屋号の酒場が御座いますが、当店とは無関係の酒場で御座います。店主敬具