BETTAKO -其の144-

池袋から移転してきた2018年の2月。
まだ早い気はするが、来年で2年となる
そんな、まだまだヨチヨチ歩きなBETTAKO。
池袋時代からの客人さん達。
板橋の客人さん達。
北区の客人さん達。

平成31年から、令和元年となった2019年。
ビル群建ち並ぶ、華やかな街から、
ひっそりと佇むほどが良い。
そんな隠居的な商いの2019年。
日々、かたじけない…そうのれん潜る、
客人さん達をお迎えし、背中を見送る毎日。

まだまだ、努力が足りぬ自分。
1日お世話になった、調理器具や厨房機器を
綺麗に磨きながら、片隅で反省する日々。

かたじけない…。その言葉に尽きない。

令和元年が終わります。
サインペンを手に持ち、賀状を一枚一枚。
筆入れしていく。
印刷しないの?…と嫁に言われたが、
一枚一枚、手で書くさ…。

さて、本日は大晦日。
令和元年最後の商いであり、自分にとって
2019年度、感謝の意をお返しする最後の高座。
まだまだ磨きが足りぬ、手仕事芸人では
ありますが、本年度…深く感謝申し上げます。

BETTAKO店主


酒場BETTAKO

昭和56年創業。池袋東口で長きに渡り営み続けてきたBETTAKOは2017年12月に一度幕を下ろし、2018年2月JR板橋駅東口徒歩3分程、滝野川の路地裏で、本格焼酎・樽生ホッピー・数種の日本酒、日替り献立と共に静かに商わせて頂いております。尚、同じ屋号の酒場が御座いますが、当店とは無関係の酒場で御座います。店主敬具