BETTAKO -其の160-


22日の水曜日。
東京都感染拡大防止協力金の申し込みが
開始しましたが、まぁー知ってる人は
知ってるとは思いますが、

居酒屋は朝5時〜夜8時でアルコールの
提供は、19時まで短縮営業なら営業して
いいですよ。と政府と都政の意見が合致
しましたよね。

池袋時代に大変お世話になった行政機関OBの
方と電話で話をさせてもらいました。
その方曰く…。
働かざる者喰うべからず。

自粛要請を受け休んでたとしても、
東京都感染拡大協力金は、今のところ
一回コッキリ1店舗営業は50万円。
2店舗以上〜100万円しか支給されない。

その方の例え話曰く。
◉坪4坪のお店を2軒、一店舗あたりの家賃
6万5千円×2軒で、月々13万円の家賃

◉坪20坪のお店2軒、一店舗あたりの家賃
40万×2軒、月々80万円の家賃では、
複数店舗を経営している飲食店は、家賃が
安ければ安いほど、得をする。
という形になる様です。

また、こんな事も。
◉2店舗以上経営の飲食店が、多数店舗展開
した場合でも、一店舗のみ休業に応ずれば、
規約を守らずとも、100万円は貰えるそうです。

何だかなぁ〜ですよね。
要は、自粛要請で個人店が休んだとしても、
規則という時間内のルールの中で、
お店を開けないと、1店舗経営なら
50万円、2店舗経営以上なら100万円しか
貰えないので、店舗経営は困難になる…。
そんな話をさせてもらった。

まぁー。
確かに…。人との接触を8割にキープ。
マスコミが報じる、繁華街上空からの映像。
確かに、見た目は街が静粛してる様に
見えるが…実際のところ、感染者リンクを
辿れない、その答って知ってる人は、
知ってるし、知らない人はそこの疑問が
蓄積してるだろうね。
とはいえ。
今回の闘いは長期戦を見越して、冷静かつ
迅速に、的確な情報に臨機応変、
対応しなくてはならない。
慌てふためけば、ちっぽけな小石でも、
必ず蹴っ躓いてコケちまう。

想定マニュアルに則って営んできた、
若い飲食店経営者達は、想定外に生じる
アクシデンタルな経営を学んできてはいない。
その子達のメンタルはもう折れかけている。

酒場BETTAKO

昭和56年創業。池袋東口で長きに渡り営み続けてきたBETTAKOは2017年12月に一度幕を下ろし、2018年2月JR板橋駅東口徒歩3分程、滝野川の路地裏で、本格焼酎・樽生ホッピー・数種の日本酒、日替り献立と共に静かに商わせて頂いております。尚、同じ屋号の酒場が御座いますが、当店とは無関係の酒場で御座います。店主敬具