使わなくなった母の剣山。
母が若かれし頃、玄関先に生花が
飾られていた記憶、それはセピア色では
なく、カラーとして鮮明に残っている。
剣山何に使うの?
そう母から言われた先日。
ようやく使われなくなった剣山を
使わせてもらう事になった。
とりあえず…剣山で生花を生けるのは、
初心者なもので、時折お世話になる、
近所に佇む生花店で、話を交えながら
珊瑚みずきと青文字を頂戴して来た。
面白いもので、書と同じなのか…。
生ける間、雑念が入り込まない。
これもまた生花という生きるものに感謝。
そして生ける事ができた母の剣山に感謝。
まぁ何とか格好はついたのかもしれない。
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