気温16度の月曜日。
90年代古着のダウンジャケットでは、
汗ばむほどの陽気でもあった。
行けずもどかしい靄の掛かった心。
とはいえ、ようやく訪れ墓石を綺麗にできた事で、
私の靄のかかった心にも晴れ間が現れた。
1日ずれていれば、雨模様の関東地方。
親知らざる者ではないが、生前は親不孝
だったと、つくづく思う自分がいる。
親知らざる…?
痛み止めが効いているのだろう。
雨が降る月曜の昼に2本目の親知らずを
抜いてきた…そんな月曜日でもある。
火曜日は18時からの商い始め。
さてと…路地裏酒場の物語が今週も始まる。
とはいえ、ここ最近…女性のおひとり客が
勇気を振り絞り、暖簾を潜られるが、
ウチのような、洒落た気配無き酒場が
良いのだろうか…そう考える時もあるが、
ありがたい。
酒客:すみません。熱燗頂けますか?
主人:適温でいいかね。
酒客:はい。
燗かね…。ありがたい事である。
ただ単に温める事だけが、御燗ではない。
カウンターで嗜む人それぞれの物語が
引き立つように、燗をつけること、
それも酒場としての醍醐味なのだろう。
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