2023.11.21 03:25BETTAKO -其の265-商いの明かりを定刻に灯す。その行灯の明かりは、路地裏の小道を照らし、酒と肴をお求めになられた方々達の談笑する音色達が、築47年の借小屋を凛とした空間の中で包んで頂いた。そんな先日。ガラガラ♪引き戸を開ける音と共に、丁度ひと席空いたカウンターの端に腰を下ろされた。態々…訪れて頂いた酒客、それは知る人ぞ知る、そんなお方でもある。今年7月の8日と9日の二日間お休みを頂いた。それは…福岡のPayPayドームで開催される【本格焼酎・泡盛とうまいもん祭】において、トークイベントのゲストとしてお声を頂き、20年ぶりの福岡でご登壇させて頂いた。主人:その節は、大変お世話になりました…。
2023.07.20 01:55熊本県とコラボイベント開催23年間。ニッポンの蒸溜酒と向き合い続け日々歩ませて頂いておりますが、この度、熊本県よりお声を承り、球磨焼酎の日にあたる8月8日火曜日に、私の妻の故郷、球磨川が流れる人吉球磨地方、熊本県を代表する蒸溜酒、球磨焼酎のイベント、【球磨焼酎をもっともっと愉しもう!】を開催させて頂くという、とても貴重な経験と学びの場を与えてくださいました、熊本県にこの場をお借りしまして、感謝申し上げます。銀座熊本館様のお知らせも合わせてご覧頂けたら幸いで御座います。銀座熊本館からのお知らせ(外部リンク)【参考】球磨焼酎(くましょうちゅう)とは?熊本県南部の人吉/球磨地域で作られるお米の焼酎。500年の歴史があり、良質な国産米と水で作られる球磨焼酎は、国税庁の「地理的表示の産地...
2023.06.28 16:00BETTAKO主人より水無月(6月)も今週で終わりを迎えます。早いもので、瞬く間の文月(7月)の月変わりは、私BETTAKO主人として、飲食業界に身を置き23年。その長き月日は、本格焼酎の日々というテーマを自分に課し歩んできた道のりでもあります。さて、この度で御座いますが、古典酒場編集長/倉嶋紀和子様からお声承り、7月8日(土)~7月9日(日)の両日、福岡PayPayドームで開催されます、本格焼酎・泡盛とうまいもん祭2023、世界に誇るSHOCHUフェスタ内において、倉嶋紀和子様のトークイベンに私BETTAKO主人がゲストとしてご登壇させて頂く形となりました事、この場をお借りしまして関係者の皆様、そして本格焼酎を愛止まぬ方々へお知らせ申し上げます。
2023.04.08 16:58酒縁ノ物語 -其の02--酒縁ノ物語-のつづきを綴る筈が、だいぶ月日が経ってしまった。さてと…。事前リサーチした飲み屋数軒の明かりは、灯されぬまま時間だけが過ぎていった日曜日の17時30分。出雲市駅北口周辺、意を決し明かりが灯されている居酒屋の引き戸を開けた。案内された客席は個室。席に腰を下ろし、喉の渇きを潤す麦酒を待つ間、個室の壁を越え、家族連れの小さい子供達がはしゃぐ声、老若男女問わず、地元の人達の笑い声が店内に響き渡っていた。正解だったかもしれない。刺身五種盛り、ぼっか姿揚げ、赤天…など6種ほどの酒のアテを注文させて頂いた。ぼっかとは…かさごを意味する島根の方言だと、私の愛娘程の明るいアルバイトの娘から教えて頂いた。さて…喉も潤い。酒のメニューに目を通す。ん?たたら?島...
2023.04.06 05:29掲載に感謝-4月6日付-弥生の月。一通の返事を頂戴した。この集落に移り6年目が過ぎる。池袋時代に比べれば、目立つ事なく夫婦で隠居的に商いをするには、都心とは異なる、この特殊な色濃い街の一角で、今も静かに商い続けている。店主:ウチは他所とは異なる特殊な酒場ですが…。大丈夫ですか?そんな弥生の月でもあった。