2021.02.25 03:59BETTAKO -其の199-先日アップした記事が、誤解を生じてしまったようで申し訳ない。BETTAKOはまだまだひよっ子だが、廃業するにはまだまだ。というか、まだ本気を出していない。この街でやらなくてはいけない事が沢山ある。鹿児島も含む、取引のある各地の蔵元、小さい酒屋や客人さん達の為にも、まだまだ、腰を据えてこの地に根をおりしたからには、ゆっくりと状況を見極めながら商い歩むのが、一番である。
2021.02.17 17:08BETTAKO -其の198-つい先日、蔵の主人と話を交わした。発信履歴と主人との会話しか今は残ってはいない。年号が平成から令和へと変わった。元年2年…そして3年。昭和から平成にかけ、鹿児島でも多くの蔵達が造り出す、味深い髭文字の古風なレッテル(ラベル)達は、静かにその歴史の幕を閉じ消えていった。
2021.02.15 18:49BETTAKO -其の197-今週も無事に商いを終える事ができた。昨年の緊急事態宣言から始まった、BETTAKOの異なる2つのSTYLE。日替りの献立を持ち替えられる方、店内で食される方、営業時間短縮という縛られた状況の中で、池袋時代からの客人達にも、そして地元の客人達にも、縛り続く中とはいえ多々感謝しかない。
2021.02.12 03:15BETTAKO -其の196-2月11日。BETTAKOにとっては特別な日でもある。池袋の東口で36年営んできた。2018年この滝野川という地に身を置き、商いはじめ、昨日の2月11日で3年目を迎えることができた。
2021.02.10 23:24BETTAKO -其の195-弥生の七日迄、週の頭を休店という形で杭打ちをし商う事は、商い人生初の試み。とはいえ、週の頭が休みとなれば、「今と将来」という事を、いくつもの異なる視点、角度から見つめ直してみると、気づく事、学ぶべき事が明確に吸収できる。時短要請という規律の中で、商いをやらせてもらってるだけでも有難い事であり、禍の中たわいも無い店の手仕事をお持ち帰りや食し帰られる客人達に感謝しかない。
2021.02.06 02:57BETTAKO -其の194-取り扱うと、扱うは似てるような言葉並びですが、意味合いは異なりましたね。扱う者はそれ相応の責任が御座います。酒や肴は人の心の中に味わいの尺というものが御座いましてね。酒にも肴にも、ちょいとした拵えを与えてあげますと、人の心の中で尺の幅を広げてあげる…それが扱うという者の役目でしょうかね。酒瓶の中で眠る、酒達は本来の味わいを引き出して欲しいと願っておりますが、実は…天邪鬼。無闇矢鱈に見様見真似で弄ったからといって、性格の花が咲くとは限りませんで、扱う者の慈しみを察してるというもんです。あっそうそう。2月は如月。古き日本では如月と書いて、きさらぎと読みますがね。その語源は寒さが厳しい時期、衣を更に重ね着するという意味から衣更着となった…そんな諸説があります...